529: まんきにて 03/01/02 10:04 ID:I8pf1sg3
6歳のとき。
俺はかなり田舎の町に住んでいた。
ゲームなど持っていなかったので、外で遊んでばかりいた。
周りは畑ばかり、そんな町にすごい大きな家があった。
かなりの土地を所有している資産家が住んでいるらしい。
車も3台も持っていて、1台は息子のものだ。
スポーツカーらしく、子供ながらかっこいいなあと思っていた。

ある日、いつものように俺は友達と外で遊んでいた。
かくれんぼをしていて、友達と二人で隠れ場所を探していた。
良い場所を見つけた。
道にあのスポーツカーが停まっていて、横にはジャガイモの山。
俺たちはその間に隠れることにした。
530: まんきにて 03/01/02 10:24 ID:I8pf1sg3
しばらくしても鬼はこない。
退屈した俺らはジャガイモをいじって遊んでいた。
ふと見ると、排気口が目にとまった。
俺は何気なくそこにジャガイモを入れてみる。
コロコロと奥まで入っていってしまった。
これは面白い、と、友達と一緒にジャガイモを詰めまくる。
20個ほど詰め、もう入らなくなったとき、鬼に見つかった。

俺はジャガイモのことなどすっかり忘れ、かくれんぼを楽しんでいた。
突然、爆音が鳴り響く。
「バグーん!!」
振り返ると、車が煙を上げている。あのスポーツカーだ。
呆然としている資産家の息子、と友達と俺。


あとの事はよく覚えていない。知らない。
531:   03/01/02 10:27 ID:TxLVHe4g
>>530

おまえか!!
532:   03/01/02 10:28 ID:iN9BITyb
>>530
畜生
自首汁。
なんでそのあとのこと忘れるんだYO?
533: まんきにて 03/01/02 10:35 ID:I8pf1sg3
なんか親とか呼ばれてた気が…

いや、覚えていない。知らない。
534: 03/01/02 12:12 ID:ZQPuDfP1
↑逃げるな!
引用元:https://www.2ch.sc/